AD100Pro

2月の頭にAD100Proが届いてそれなりに使ってみましたので感想を書いておきます。

結局うっかりとAD100Proを2本買ってしまったのですが、とても便利に使っております。

プロのカメラマンの皆さんやYoutuberの皆さんの動画でいくつかレビューは上がっているのですが、ここは撮影会とか屋外で持ち運びするカメラマン目線でレビューしてみます。


AD100Proがどんなもんかはいちいち書かなくてもいろんな人がレビューしてるのでそれ見てください(雑

スペック的にはAD200ProのラウンドヘッドとAD100Proが同じくらいの光量じゃないですかね。ただAD200Proのラウンドヘッドの方がフラッシュチューブなので光が円形に回ります。(V1やAD100Proは焦点距離で灯体が動くやつなので反射板が普通のスピードヘッドと同じで長方形になっているため、円形ではなく横方向に長いやや楕円形の広がり方になります。

より良い光の周り方を追求するならAD200Proだけど、どうせなんかフラッシュアクセサリーつけるし、素人なので無問題。

スペック的にはそういう感じなので、ぶっちゃけAD200Pro持ってる人が敢えて買うかというとよくわかりません。実際撮影会でも皆さんAD200Proあるからいいかなーという感じでした。

僕はTT600しか持ってないのでそういう意味では買う動機があるというか、AD200Proと悩んだ感じはあります。

自分が考慮したポイント、勝手からよかったポイントをいかにダラダラ書いていきます。


値段

今ちょうどAD200Proの8%オフクーポンが出ていますが、これ使って本体が40000万円強、これに今10%オフクーポンが出ているラウンドフラッシュヘッドを付けると5万円強の出費になります。

今ならいろんなYoutuberさんが提供してくれているクーポンを使うとAD100Proが3万円強で買えると思うとなかなかの値段差ではあります。



大きさ・重さ

重さで言うとAD100Proはバッテリー込みで524g。AD200Proは本体だけで590gあるのでかなり差があります。よくYoutubeとかでAD200Proが590gなので大差ないみたいな言い方をしてることがありますが、これバッテリーやヘッド入ってない重さですからね……?

大きさは缶ジュースといってもピンとこないと思うのですが、この写真を見るとちょっとご理解いただけるでしょうか。

これはLoweProのカメラアクセサリーケースなのですが、アクションカムとアクセサリーを突っ込んでおくようなケースにAD100Proが2本とコマンダー、AD100Pro用のメスダボアンブレラホルダーが2本入っちゃいます。

ケースにまとめて置けるので現場でお店開いても細かいカバーとか全部これに入れて置けるので紛失の心配もなくなりますね。あと展開・収納も早いです。便利~~

あとカメラバッグの奥行きにジャストフィットで縦に入れられるので、ケースに入れずに裸で持っていくとしても収納力が高いです。あと標準レンズ用くらいのサイズのレンズポーチに入ってしまいます。


そしてこのアンブレラホルダーが便利で、Godoxのボーエンズマウントとかにはめ込むより楽。ねじ込むだけですからね。でもこれだけならAD200Proにもついてるので別に便利じゃないんですが、これに加えてスタンドに取り付けても軽量なので持ち運びが楽なんですわ。

アンブレラならかなり瞬殺で立ちます。

さらに撮影会では人気ナンバーワンのラウンドフラッシュがAD100Proならそのまま巻けるのは大きいですね。フラッシュベンダーも巻けます。

測ったかのようにジャストフィットなので、ぶっちゃけちょっとした撮影ならAD100Pro+アンブレラホルダー+ラウンドフラッシュにフラッシュスタンドで十分な構成になります。

その構成で撮影してきたのがこんな感じです。風が強い日でしたがトップヘビーになりすぎないので軽量スタンドでもそこそこ安定して撮ることができました。

AD200Proだとバッテリーを下に持っていけるので安定する、というのはあると思いますが、あれやると伸ばしたり縮めたりするの大変じゃないですか。AD100Proだと上につけるだけなのでその心配はありません。

あと軽量なのでクリップに取り付けての天バンとかにも使えます。

クリップタイプだとスタンドのシャフトに挟んで移動とかすれば荷物にならないので撮影会でも便利なんですよね。簡単2灯ライティングがすぐに実現できます。めちゃめちゃおすすめです。



スタミナ

これはさすが、ファン付きのモノブロックだけあって、数時間の屋内屋外撮影で使いまくっても全然チャージが遅れてくるとかはなかったです。Youtubeなどでのフル発光連続試験とかでは確かに物足りなさそうでしたが実用上は問題ないですね。

TT600だとちょっと暑いところで連続発光するとだんだんばててきた感じでしたが、そういうのはなかったです。

上のTweetにも書きましたが、天気がよくちょっと暑いスタジオ内でTT600っぽいのを使ってる人がだんだんチャージがへばっていくのを耳で感じていました。

これを撮っている後ろだった気がします。

光量もちょっと足りないのでは、という意見はありますが、撮影会等でのアンブレラやソフトボックスを使うくらいの撮影であれば必要十分でした。日中でも全然不足は感じません。上の半逆光でも1/8とか1/16、下の室内であれば1/16~1/64くらいの光量で賄えています。


盛大に緑被りします。これはちょっといただけない。最初に貼ったウメさんの動画でもありますが、これまでのGodoxはマゼンタ寄りの色だったのが今回ちょっと緑側に振れています。なのでこれまでの気持ちで撮ると結構緑被りするので現像する時やWB設定時には注意しましょう。



まとめ

というわけで撮影会とかで機動力重視の方で、AD200Pro持ってない人がステップアップで買うのには十分かなという感じでした。AD200Pro持ってたらちょっと悩むと思います。

ただスタンドに取り付けたままで移動しても負担が少ないので外撮影でRoundFlashつけたままとか、屋内でもソフトボックスつけての移動とかも楽だと思うので、これから撮影会でフラッシュ買いたい!って人にもお勧めできます。


そんじゃーね


KENO, a part-time photographer

kenoと申します。 皆さんの心に残る写真が撮れるように技術を磨いています。 My name is keno a.k.a kenosaka. I've taken pictures so that I hone my skills and that will hope leave a lasting impression on everyone.

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