花粉シーズンが始まりました

コロナ禍によりカメラマンは原則マスクマン生活になっているので花粉対策もばっちりなのですが、モデルの皆さんは大変ですよね。

敢えてマスク、というのもあるとは思いますが、マスクはマスクでハズシとしてはいいけど、基本はマスク無しで!いう方もいらっしゃると思うので、花粉症歴20年超。あらゆるガジェットと薬品を試してきたノウハウをまとめておきます。


目次

  1. 空気清浄機、他
  2. 飲み薬

1.空気清浄機

まずは何はともあれこれです。

花粉症を発症した二十云年前、まだ空気清浄機がこれほどメジャーじゃなかった頃に三鷹のドンキで8,000円くらいの下記製品を購入しました。

当時はタバコの煙を吸うとかそっちが主眼だったんですよね。いつぞやかわかりませんが、花粉にも使えるような言い方をされるようになってきたと思います。

なお今使っているのはダイキンのフラッシュストリーマ対応製品です。

外で花粉に触れるのはもうどうしようもないのですが、せめて家にいる間はクリーンにしておくことで重症化をだいぶ防げると思います。特に寝ている間の快適度が全然違いますので持っていない人はすぐ買いましょう。スペースが許す限り大きなものがよいです。

いろんな機能を各社つけていますが、とりあえず風量がでかくて静かなもの、これに限ります。ダイキンは確かにサイズが大きめなのですが、やはり大きいおかげで静かなのと加湿機能の水が臭くなりにくいのでお勧めしています。

小さい奴だとファンの音でうるさくて結局弱目につけることになり、花粉に対しての効果が薄くなってしまいますので……

さらに言えば空気清浄機だけでは不足で、外から入ってくる花粉の量もできるだけ減らす対策が必要です。

昨今の住宅は必ず24時間換気が設置されていますので、放っておいても外から空気が入ってきてしまいます。かと言って換気を止めるのはコロナ対策の面からも良くないので、下記のようなものを貼る等のがよいと思います。


最近は換気口メーカーから純正の花粉対応フィルタも出ていたりしますので、そちらを買ってみるのも手です。


2.飲み薬

かたくなに薬を飲まない人がたまにいらっしゃるのですが、薬は飲んだ方がよいと思います。もちろん最初は医者と相談して処方薬で試してみるのがおすすめですが、そんな暇ない!という人はスイッチOTC薬として第二世代抗ヒスタミン剤が市販薬として販売されていますので、まずはそこから試しましょう。

ただ自分の経験では効きがよいと感じる薬とそうではない薬とで大きく差を感じましたので、いろいろ試してみることをお勧めします。自分が若いころはそんなものなかったので医者に通って薬を変えて試したものでした……

同じ主成分でもメーカーで差があることもあります。

抗ヒスタミン剤は世代で分かれていて、第二世代と呼ばれるやつは眠くなりにくいものなので、日中帯で服用しても大丈夫ですが、これも人により合う合わないがあるそうなので試しましょう。

抗ヒスタミン剤は市販薬もジェネリック医薬品みたいな形で売られていますので、主成分を見ることが重要です。以下に主成分ごとに分けて紹介します。


エピナスチン塩酸塩

アレジオンという名前で売られているものですね。第二世代抗ヒスタミン剤のスタンダードだと思います(僕が発症したころの昔からあります)。

古い薬なので効果は弱めな気がしますが個人の感想ですね……

フェキソフェナジン塩酸塩

アレグラという名前で売られている薬の主成分です。日本とアメリカで標準的な処方量が違う謎の薬です。アメリカでは1日1錠180mg、日本では1日2錠で合計120mgです。昔はアメリカに出張に行ったときボトルを仕入れて帰ってきていました。

今は本格化する前のシーズンやピークを過ぎた最後の方のシーズンで飲むのにこのアレルビというやつを服用しています。安いのでw

ロラタジン

クラリチンという商品名で売られているものです。これも結構昔からあって、海外ではその辺のコンビニで買えるのに、日本でスイッチOTC薬として市販されたのは結構最近だったと思います。

こちらは1日1錠ですが、効果は弱めという個人的感想です。カナダに行ったときに謎の花粉症が発症して死にそうになりましたがコンビニでこれをゲットして九死に一生を得ました……

セチリジン塩酸塩

ジルテックという名前で処方されていた薬の主成分になります。たぶん今スイッチOTC薬で入手できるものとしては一番強いといわれてるものではないでしょうか。自分もこのセチリジン塩酸塩の光学異性体である、レボセチリジン塩酸塩が主成分の処方薬を使用しています。(いわゆるザイザルと呼ばれてるやつです)

ジルテックとザイザルの違いは眠くなりやすさ度合いがザイザルの方が低い、といわれていますが実際は差がよくわかりませんでした。これも体質により差があるのだと思います。

上記3つの主成分の薬ではどうにもなら買ったらいきなりこれに突撃するのはありかもしれません。

(2021年2月24日追記)

ベポタスチンベシル酸塩

いつの間にかタリオンのスイッチOTCが出ていたようです。今シーズンの新作。

まだ出たばかりでAmazon等での取り扱いはないようですが、薬剤師がいる薬局なら置いてそうですね。


3.鼻

子供のころから鼻炎持ちだったのでよくわかっているのですが、いわゆる普通のナファゾリン塩酸塩などが入っている鼻炎薬は血管を収縮させて腫れを引かせることで鼻詰まりを解消する、というのが目的の薬になります。

これは一時的な鼻詰まり解消にはいいのですが、使い続けると癖になって効果が弱くなるといわれています。実際、これから紹介する花粉用の点鼻薬を処方される際に、医者から「鼻が詰まってると薬が入っていかないのでその時だけこれ使ってください」と処方されることもあります。

点鼻薬はこの血管収縮剤と抗ヒスタミン剤が配合されたものがアレルギー用として安く売られていますが、効果の持続性が弱く対処療法という感じしかしなかったので(個人の感想です)医者で処方されたステロイド系点鼻薬をもうこの10年くらい愛用しています。

ステロイドというといろいろ言われるのでビビるかもしれませんが、花粉の時期だけなら少なくともこの10年特に大きなトラブルはなく、むしろ鼻血も出ないし健康です。

こちらも今はスイッチOTC薬として市販で買えるんですよね。いい時代です。鼻詰まりがひどい人はこれをメインで使うようにしてみましょう。マジでお勧めです。


4.目

目薬だけはもうどうしようもなくて抗ヒスタミン剤のものしか市販されていません。お勧めは処方薬でステロイド剤配合の目薬を出してもらうことですが(内科や耳鼻科でも処方してもらえます)、目薬は安いので医者に行く暇がない人は合うやつを探しましょう……

ただ、飲み薬がバッチリ効果を発揮していれば目もそんなにかゆくならないと思います(個人の感想です)。コロナということもあるので目を擦るのはあまりよくないため、できるだけ目も薬で抑え込みたいですよね。

ちなみに市販目薬の主成分で一番ネットの評判がよかったのはケトチフェンフマル酸塩ですがよくわかりません。


そんじゃーね

KENO, a part-time photographer

kenoと申します。 皆さんの心に残る写真が撮れるように技術を磨いています。 My name is keno a.k.a kenosaka. I've taken pictures so that I hone my skills and that will hope leave a lasting impression on everyone.

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