AD300ProとAD-S85買いました(屋内編)

日中シンクロ、ドピーカンで背景暗く落としたいなーというときにAD100Proではちょっと光量が足りないという悩みがありました。

下記の写真は4月末ですが背景との露出差をあまり付けられていません……

というわけで一発明るいやつ欲しいな~~と思っていたところに、AD300Proのセールをやっていてうっかりポチってしまったんですね。

5万円切るのは安すぎだと思いませんか。


元々いつもお世話になっているミヤタさんもAD300ProをキーライトにしてAD100Proでライティング組むのいいよねって話されていて、アマチュアの僕としてもクリップや小型のスタンドで設置できるAD100Proをサブのライトで使うことで即席3灯とかできるので、いいなーと思っていたのでした。

AD300Proの説明は動画を見ていただければわかりやすいのでそれでいいとして、今回はGodoxマウントのモディファイアであるAD-S85Wを買ってみたので、どれくらいコンパクトになって、実際どんな感じか書いておこうかと思います。

これまで折りたたみ式のソフトボックスとしてLAOFASのワンタッチのものを使ってました。

これの欠点が

  • ボーエンズマウントなのでボーエンズマウントアダプターも持っていないといけない
  • ボーエンズマウントの金具が重い

というところがありまして、単純にグリッド付きソフトボックスとして使うならGodoxマウントにしたら荷物減らせるんじゃね??っていう思惑でした。

で、AD300Proに取り付けたらこんな感じです。

ブレッブレですいませんw

この商品、具体的なサイズとかが書いてないのでどんなもんかLAOFASのやつと比較してみましょう。



たたんだ状態

AD-S85の方がさすがにデカいだけあって長さがあります。約60cm。LAOFASの方は40cm前後ですね。

直径の大きさ

こちらが多分一番びっくりなんですが畳んだときの長さが10センチそこそこしか違わないのに直径は見た目でびっくりするくらい違います。85センチと65センチ、20センチの差は大きいですね~

開いたときの奥行き

多分これが一番気になるんじゃないでしょうか。スペックシートに何故か書いてないのでw。

これが一番衝撃的かもしれません。なんとほぼ同じです。正確には5センチほどAD-S85の方が深いですが、ボーエンズマウントの金具自体がデカいのでほぼ同じ奥行きと思っていただければ。

一般にアンブレラやソフトボックスは深くなればなるほど光の回り方が狭くなります(当たり前か)

つまり光の回り方で言うとLAOFASの方が開口面の狭さと相まってよりスポットライト的に光が当たると言うことになります。実際、過去の作例でもそのような使い方をしていますね。

つまり、AD-S85の方はアンブレラ的な光の回り方が期待されつつ、グリッドを使って光を切ることができるので、どっちかというとビューティーディッシュに近いモディファイアなのかもしれません。

実際、GodoxマウントのLEDライトへの使用も考慮されていますね。

ただ、これの欠点は傘タイプなので、骨を畳んで細く光を切るような使い方ができない点です。LAOFASのタイプを使うメリットはそこにあります。

↓こんな感じ。


総重量

今測ってきました。想定通りとはいえ衝撃の結果ですね~~

LAOFAS+ボーエンズS2マウント+AD100Pro≒2.35kg

LAOFAS+AD-S85W+AD300Pro≒2.35kg

なんと、フラッシュもモディファイアも一回り大きなモノを持ってきても同じ重さでシステムが組めるんですね~~これはすごいですね。狙ったとしか思えないですがw


そんなわけでこれだけコンパクトにまとまるシステムで屋内スタジオ(雨が降りそうな曇り、夕方)で撮影してきたので最後に作例を置いておきます。

主にクロスライティングにしていて、補助ストロボはAD100Proに色温度調整フィルタを付けた上でフラッシュベンダーにグリッドを付けて当てています。AD100Proはこういうクリップオン用のモディファイアが付けられるという点で優位性もあるし、スペックだけ見てクソっていうプロカメラマンの動画を真に受けなくていいと思っています。小さい・軽いは正義。


最後に参考情報ですが、AD-S85とAD-W85という二種類がありまして、Sの方が傘の内側がシルバー、Wの方が傘の内側がホワイトになっています。

またAD-S85WとAD-S85Sと二つあって、後者の方はグリッドがついていないようです。

こちらは普通にケンコープロダクツが販売しているモノが量販でも販売していて、安く買えたりするので、グリッドいらない人はこちらでも良いのかも。  


本チャンの日中シンクロ試したらまたレビューしますね。

そんじゃーね

KENO, a part-time photographer

kenoと申します。 皆さんの心に残る写真が撮れるように技術を磨いています。 My name is keno a.k.a kenosaka. I've taken pictures so that I hone my skills and that will hope leave a lasting impression on everyone.

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